読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

知命

f:id:tos_aya:20160715220313j:image

 

知命」  茨木のり子

 

他のひとがやってきて
この小包の紐 どうしたら
ほどけるかしらと言う


他のひとがやってきては
こんがらがった糸の束
なんとかしてよ と言う


鋏で切れいと進言するが
肯じない

仕方なく手伝う もそもそと


生きているよしみに
こういうのが生きているってことの
おおよそか それにしてもあんまりな


まきこまれ
ふりまわされ
くたびれはてて


ある日 卒然と悟らされる
もしかしたら たぶんそう
沢山のやさしい手が 添えられたのだ


一人で処理してきたと思っている
わたくしの幾つかの結節点にも
今日までそれと気がつかせぬほどのさりげなさで

 

 

最近改めて、今の自分がどれだけ周りの人に支えられてきたのかを、じんわりと、感じます。

 

この当たり前のことを、いつまでも忘れず、まきこまれふりまわされくたびれはてたとしても、、これもまたいいな、と思えていたい。笑

 

何にも、偉そうなことはいつまでも言えたもんじゃない。(。-_-。)

 

この詩は、

 

だからこそ、自分が笑顔でいること、楽しんでいること、幸せでいること、、、そんな姿を心から喜んでくれる人が、きっと、確かに、私のそばにもいるんだな、ってことを思わせてくれる。

 

そうそう、そんな人たちを、私は大切にしなくっちゃ。そんな人たちがいてくれるから、私は私を、大事にしていかなくっちゃ。